あわび茸はもともと「食感があわびの様だ」ということで名付けられたと言われています。
ヒラタケやエリンギの仲間で、貝のような出汁の出るおいしいキノコです。
採りたては香りも良いので、
まず素焼きにして、塩とレモンだけで食べてみて下さい。
※大きいものやジクの太いものは割いて焼いて下さい。
出汁もよく出るので、それを活かせる料理がおすすめです。
スープや味噌汁、鍋料理の具はもちろん、バター醤油炒めやアヒージョにも適しています。
<その他のあわび茸の食べ方>
あわび茸の佃煮
材料
あわび茸・・・400g
みりん・・・大さじ2
醤油・・・・大さじ2
砂糖・・・・大さじ1
作り方
●あわび茸は、縦方向に手で裂く
(大きさは、お好みで)
●少し大きめの鍋にあわび茸、調味料を入れる。
(吹きこぼれないように)
●鍋にひと回し呼び水をして中火にかける。
●沸騰して灰汁があがってきたら、すくう。
●汁気がなくなるまで煮詰める。
あわび茸のお吸い物
材料
あわび茸・・・適量
白だし・・・・適量
三つ葉・・・・適量
ゆずまたは、すだち・・・適量
作り方
●白だしで好みの濃さのお吸い物を作る。
●鍋に適当な大きさに裂いたあわび茸を入れる。
●ひと煮立てさせて、灰汁を救う。
●火を止め、三つ葉・すだちを絞る
*エビ・鶏肉・ぎんなん等を入れるとさらに美味です。
\ご存じですか?採りたてあわび茸の味と香り/
煮込み料理がイチオシです。
水で戻さず、そのまま煮込んでOK!10分程度で戻ります。
※煮込み加減により、お腹で膨らむ場合があります。一度の食べ過ぎにご注意下さい。
煮物や鍋料理、煮込みうどん等がおすすめです。
あわび茸100gあたりの栄養は、
ビタミンB1 0.2mg
ビタミンB2 0.2mg
ナイアシン 2.9mg
パントテン酸 1.3mg
*黒あわび茸(生)
*日本食品標準成分表2020年版(八訂)より参照
ビタミンB1は、中枢神経や手末梢神経の働きを正常に保つ働き、
ビタミンB2は、皮膚や髪、爪などの細胞の再生に関与した働き、
パントテン酸は抗ストレス効果や動脈硬化を予防する働きがあると言われています。